世界大会へ挑戦するハードウェアベンチャーが集合する”Monozukuri Hardware Cup 2019″の参加受付を開始!

モノづくり起業 推進協議会(以下「本協議会」)は、ハードウェアを開発するベンチャー企業によるピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2019」(以下「MHC 2019」)を「国際イノベーション会議 Hack Osaka 2019」との共催で、2019年3月13日(水)にグランフロント大阪(大阪市)にて開催することをお知らせします。このコンテストは2015年から米国 ピッツバーグにておこなわれている「Hardware Cup Finals」の日本地区予選として2017年度から大阪にて開催されており、今回で3回目となります。11月には2018年の日本大会の優勝者によるプレゼンテーションや、応募を検討している人に向けた説明会を東京で開催いたします。

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Monozukuri Hardware Cup 2018の決勝戦参加のスタートアップ

Monozukuri Hardware Cup 2019とは

本コンテストは、米国ピッツバーグ市で2019年春に開催される「Hardware Cup 2019 Finals」(本戦)への出場権をかけた日本予選です。世界各国の予選を通過したスタートアップがプレゼンテーションと質疑応答をすべて英語でおこないます。日本予選の上位入賞スタートアップ3社には、本戦会場での展示ブース参加権が与えられます。また優勝したスタートアップは、本戦でのピッチ参加権を得られます。

2015年からピッツバーグにて開催されている「Hardware Cup」は、ハードウェア・スタートアップ専門のピッチコンテストで、2018年の世界大会本戦では日本を含む海外4カ国の代表4社、米国6都市の予選を勝ち抜いたスタートアップのうちファイナルを通過した2社の合計6社が優勝をかけて争いました。優勝したのは、触感でシグナルを伝えるデバイスを開発するSomatic Labs、2位は授乳期向けのブラジャーを開発するLilu、3位は韓国の女性起業家が率いるスタートアップLumirという結果になりました。

昨年度のMonozukuri Hardware Cup 2018の入賞チームについて

昨年度の日本地区予選の優勝者である、猫の病気の早期発見をサポートするIoTトイレ「Toletta」を開発するハチたまは、Hardware Cup 2018 Finalsに日本代表として参加しました。また展示ブースでのデモには、日本予選で上位入賞を果たしたチャレナジーとスマートショッピングの2社も参加し、米国での認知向上や資金調達、事業提携の可能性を模索しました。

Monozukuri Hardware Cup 2019を開催する意義について

MHC2019を通じて、本協議会は世界での日本のハードウェアベンチャーの知名度向上と日本国内の起業家精神を盛り上げるための土壌をつくり上げていきます。MHC2019はプレゼンテーション、質疑応答などのやり取りすべてが英語でおこなわれるので、スタートアップにとって世界進出へむけた登竜門となるコンテストと位置づけています。関西のハードウェアスタートアップエコシステム育成のために2017年から支援して頂いている阪急電鉄株式会社が今年度もスポンサーとして協賛することが決定しており、今後も協賛企業は増えていく予定です。

Monozukuri Hardware Cup2019 説明会

Startup Hub Tokyoにて、Monozukuri Hardware Cup2019 への参加を希望するスタートアップ向けに、実務的なセミナーをおこないます。昨年度の優勝者であるハチたまによる基調講演も予定しています。

モノづくり起業 推進協議会について

昨今、日本の誇る「モノづくり」のノウハウを生かして、新しいビジネスを生み出す「スタートアップ(起業)」を推進していく機運が高まっています。この機運を具体的な活動につなげるために、2016年9月に「モノづくり起業 推進協議会」(会長: 牧野成将。事務局所在地: 京都市)をDarma Tech Labs(本社京都市)、FabFoundry(本社ニューヨーク市)、TechShop Japan(本社東京都港区)の3社が立ち上げました。

本資料に関する報道関係の皆様からのお問い合わせ窓口

モノづくり起業 推進協議会 事務局(Makers Boot Camp内) 担当: 二神 (ふたがみ)
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