Monozukuri Hardware Cup 2019 世界大会へ挑戦するハードウェアベンチャー8社が決定!

PDF版プレスリリース

モノづくり起業 推進協議会(会長:牧野成将、株式会社 Darma Tech Labs 代表取締役(Makers Boot Camp運営会社)、以下「本協議会」)は、ハードウェアを開発するベンチャー企業によるピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2019」(以下「本コンテスト」)へ登壇する8社を書類選考により選出し、同時に本コンテスト審査員の決定をお知らせします。

本コンテストの優勝チームは、今春に米ピッツバーグで開催される世界決勝大会「International Hardware Cup 2019 Finals」(以下「世界決勝」)の日本代表として参加し、他の国や地域の予選を勝ち上がった代表スタートアップと共にグランプリを目指し、しのぎを削ります。世界決勝は、スタートアップへの投資や支援を実施する米Innovation Worksと、米Carnegie Mellon大学が共催するスタートアップ・イベント「AI/Robotics Venture Fair」内で行われます。日本から参加するスタートアップは同イベントに参加する投資家などと面談したり、自社のハードウェアを参加者にデモする機会を得ることができます。

本コンテストの優勝チームは副賞として、世界決勝参加のための旅費補助として30万円が贈られます。また本コンテストで2位と3位に入賞したチームにも旅費補助として20万円(2位)、10万円(3位)が贈られ、世界決勝に付随して開催される投資家との面談や、自社製品の展示などをする権利が与えられます。

Monozukuri Hardware Cup Logo

Monozukuri Hardware Cup 2019の出場スタートアップ

今回で3回目の開催となるMonozukuri Hardware Cupには、日本全国の28社のハードウェアスタートアップから応募がありました。「事業化への情熱、国際的な市場性、潜在的な顧客ニーズもしくは大きな市場規模、競合優位性」の4つの観点から書類審査を通過した8社のスタートアップは以下のとおりです。

HoloAsh, Inc. (東京/京都)
ADHD傾向の自殺やうつ問題を解決するバーチャルアシスタント
inaho株式会社(神奈川)
ロボットによる野菜の自動収穫をはじめとする農業生産性向上サービス
Mira Robotics株式会社(神奈川)
遠隔操作ロボットによる生活支援サービス
mui Lab, Inc.(京都)
MUI:Material User Interface プラットフォーム事業
株式会社Needol株式会社stak(広島)
機能拡張型IoTデバイスstak(スタック)
ノバルス株式会社(東京)
乾電池型IoTデバイス『MaBeee』
株式会社TeNKYU(東京)
アプリインストールが可能な電球型デバイス
XELA Robotics(東京)
ロボットのための高密度3軸分布型触覚センサーの開発

書類審査を通過した8社は、3月13日(水)に「国際イノベーション会議 Hack Osaka 2019」(以下「Hack Osaka 2019」)内でおこなわれる本コンテストにて、デモ展示とプレゼンテーションをおこないます。

本コンテストの観覧を希望される方はHack Osaka 2019のチケット(無料)を以下のURLよりお申し込みください。

Monozukuri Hardware Cup 2019審査員

世界で活躍する投資家やハードウェアの世界で豊富な経験を有する方々に審査員をお願いし、米本戦へ出場する日本代表のスタートアップを選出いただきます。

  • 審査員: Allen Miner氏 (サンブリッジ グループ CEO)
  • 審査員: Hongwei Yuan氏(Green Pine Capital Partners Partner)
  • 審査員: Paul Kim氏 (日本エア・リキード株式会社 Digital Transformation Project Manager)

Monozukuri Hardware Cup 2019を通じて、本協議会は世界での日本のハードウェアベンチャーの知名度向上と日本国内の起業家精神を育む豊かな土壌づくりを今後も目指していきます。

Monozukuri Hardware Cup 2019について

「Hack Osaka 2019」との共催で、2019年3月13日(水)にグランフロント大阪(大阪市)にて開催する本コンテストは、米国ピッツバーグ市で2019年春に開催される「Hardware Cup 2019 Finals」の日本地区予選として3回目の開催になります。プレゼンテーション、質疑応答などのやり取りすべてを英語で実施することで、日本のモノづくりスタートアップの世界進出の第一歩となるコンテストと位置づけます。

モノづくり起業 推進協議会について

昨今、日本の誇る「モノづくり」のノウハウを生かして、新しいビジネスを生み出す「スタートアップ(起業)」を推進していく機運が高まっています。この機運を具体的な活動につなげるために、2016年9月に「モノづくり起業 推進協議会」(会長: 牧野成将。事務局所在地: 京都市)をDarma Tech Labs(本社京都市)、FabFoundry(本社ニューヨーク市)、TechShop Japan(本社東京都港区)の3社が立ち上げました。

本件に関するお問い合わせ窓口

モノづくり起業 推進協議会 事務局(Makers Boot Camp内) 担当: 二神 (ふたがみ)
電子メール:[email protected]